お客様の理想の建物をつくる、型枠工事のプロ
型枠工事とは、コンクリートで建設物をつくる際に、コンクリートを流し込む型の設置・解体をする工事のこと。建物の形をつくるために、欠かせない工程です。
杉内建設は、長年の経験で培った技術と最先端のテクノロジーを組み合わせた型枠工事を実施。曲線・アーチ・円形など複雑なデザインの建物をつくるための特殊型枠や公共性の高い大型建物の型枠など、難易度の高い案件を得意としております。
型枠工事の流れ
お見積もり
お客様のお話を丁寧に伺い、建物のデザイン・用途・予算・工期などに合わせた施工プランのご提案をします。
「費用を抑えられる代わりに工期が長いプラン」「費用がかかるけれど工期が短くより高品質な仕上がりになるプラン」といったように複数の案をご提案し、お客様にお選びいただきます。
加工図の作成
お客様からいただいた施工図をもとに、柱や壁などの寸法を算出し、加工図を作成します。2次元の図面を正しく読み取り、立体の建物をイメージして3DCADを活用し、加工図に落とし込んでいきます。建物の美しさ・強度・作業効率など、施工の質を左右する大切な工程です。
木材の加工
職人が加工図をもとに、工場でベニヤ板などの素材を型枠に使用する加工材にします。杉内建設では、加工図のデータをもとに木材加工を行う機械である「NCルーター」を導入。最先端の機器を使用することで、より精度の高い加工を実現しました。経験豊富な職人が位置などを微調整し、質の高い加工材になるよう仕上げていきます。
墨出し
加工材を現場に運び入れ、「墨出し」をします。墨出しとは、型枠を設置する場所に目印をつける作業のことです。設計図や加工図は50分の1・100分の1といった縮小サイズで書かれており、墨出しはいわば現場に書く原寸大の図面のようなものです。墨出しの少しのずれが、完成した建物の大きなずれにつながるので、高い技術が求められます。
建て込み
墨出しでつけた目印に合わせ、加工材やパネルを組み立てて、コンクリートを流し込む枠の形をつくっていきます。型枠の精度が、建物の見た目・安全性・機能性に直結するため、職人が徹底的にチェックし微調整を行います。コンクリート打設後に型枠を解体するため、丈夫かつ解体しやすいよう組み立てることも重要です。
コンクリート打設
コンクリート業者が、生コンクリートを型枠に流し込む工程です。型枠工事業者は現場に立ち合い、型枠の強度が十分か見守ります。
型枠解体
コンクリートが固まり十分な強度が出たのを確認し、型枠を解体します。建物の仕上げを担当する業者にスムーズに引き渡せるよう、迅速かつ丁寧に作業を進めます。
建物の完成
建物の完成は、型枠工事業者にとって誇らしい瞬間です。お客様の希望通りの美しいコンクリートができていると大きな達成感を得られます。